「部活後に友だちとマクドナルドとかでしゃべるじゃないですか。
ボクはダラダラ人と一緒にいたくないので、行かずに帰っていた。
周りは感じ悪いと思っていただろうけれど」
とは、ヒット作を出し続けている出版プロデューサー佐渡島庸平氏の言葉。
私、それを聞いて、ちょっとほっとしました。
お酒が飲めないということもあり、実は、私も、苦手なんです。
でも、一応みんなと仲良くしておこうかなと思って、
そういう席には参加してみたり。貧乏だったころは、
「メシ行くぞ!」なんて言われると、ごちそうになれるからほいほいついていったり。
それでも、その場にいるのは2時間が限界(笑)。
早く帰りたいと思ってしまう。でも、仲良くしたいと思っている。
でも、途中から飽きてるオーラ全開だし、確実に幽体離脱している。
だから、いまどきの若い子が会社の飲み会を嫌がるというのは、
非常によくわかるんです。昔は、面倒くさいなと思いつつ、みんな合わせていただけでしょ。
スマートな先輩は、来ることは来ても角が立たないように1次会で退散しており、
ワイワイ楽しんでいる人に対して「感じ悪い」という気持ちを抱かせない、
大人の対応をとっていましたよね。
つかまると帰してくれない人もいますから、
どうしたって、距離をもって接するようになるので、なかなか仲良くもなれない(笑)。
最近は、みんなが年とってきて、長く飲んでいられないので、
さっさと解散するので私としてはラッキーです。
でもね、会社の飲み会などであれば、コミュニケーション活性化や
プロジェクトの打ち上げが目的でしょうから、
本来、就業時間内にやるべきだと思うんですよ。もちろん費用は会社もちで。
そうすれば、若い子も気持ち良く来ますよね。
ときどき、打ち上げなのに割り勘とか言われると、だったら出たくないなと
思うこともあります。自腹がすでにストレスなので、まったくねぎらわれないっつーの。
ああ、そういえば、深夜(25時頃)まで打ち合わせがおよび、代理店のおじさんから
「飲みに行きましょう!」と言われたとき、どうして、この時間から飲む?
明日も仕事でしょ?うら若き女性をこんな深夜に連れ回す?と思った過去がありました。
その時間の使い方は、正直理解できず、どんな心理からそういう行動に
なるんだろうと思いました。
あき時間ができると寂しくて死んじゃいそうなくらい孤独なんでしょうねぇ。
確実に何かに依存していますよね。
そうそう、昔在籍していたいくつかのプロダクションでは、
長時間労働が常態化していましたよね。いまも、そうなのかな。
夜にならないと集中できない人も多いみたいですが、
電気代(空調含む)と警備のコストがかかりますからね、
責任者が帰ってしまえば何かあったときのリスクも高まるので、
会社としては遅くならないうちに帰ってほしいのではないかと。
22時退社を義務づけた代理店のコスト削減率が知りたい今日この頃です。
※今回から「働き方」カテゴリーをつくりました。