「ラ・ラ・ランド」の音楽スタッフが制作に加わっているとのことで、
まぁ、「ラ・ラ・ランド」がMy favoirte!の私としては、観にいきますよね、
「グレイテスト・ショーマン」。
で、やっぱり「ラ・ラ・ランド」なんですよ、勝ちは。
いえいえ、「グレイテスト・ショーマン」も相当いいんですよ、相当。
差別、貧困、地域とのあつれき、アメリカンドリームなどが満載で、
それぞれのテーマがさらっと描かれている割には、
スピード感と娯楽性で、思いっきり観る人を惹きつける。
素晴らしぃ!んです。
でも、やっぱり「ラ・ラ・ランド」がいいんです。圧勝です。
なぜって、あれはラブストーリーでもあるけれど、
ふたりの男女の成長物語で、挫折を経験したり、
何かに奮起した人なら、誰もが共感できる話だからなんです。
ミアがオーディションに落ちまくって、ふてくされているところに
友人がパーティに誘う。どこにチャンスがあるかわからないから、行こうよと。
ダメなときは、自分で気持ちを切り替えようとしてもダメで、
意外と友だちの誘いにのってみるといい結果を招いたりする。
セブと出会ったのも、あのときだし。
そして、あんなにがんばって脚本かいて、劇場を貸し切って、
ひとり芝居をやったのに、観客はわずか数名。
絶望的じゃないですか!夢、諦めて、実家帰っちゃうよ!
ああ、でも、あの後に訪れる、華やかな未来よ!
絶望があるから、希望があり、輝ける。
逆を言えば、輝いている人には、必ずといっていいほど絶望の時期があるんだなぁ。
ということで、仕事で誰かにインタビューするときに、
私は「苦労したことは?挫折しそうになったことは?」と必ず聞きます。
だって、そこがなくて、ただキラキラしているだけの人生なんてウソっぽく、
薄っぺらく伝わるじゃないですか。
絶望と成功のコントラストが強いほど、人は感動するんでしょうよ。
だから、「ラ・ラ・ランド」大好き!
と、「ラ・ラ・ランド」愛が止まらないので、
今日は「ラ・ラ・ランド」を観ながら寝ます。