使ってすぐにポイってする、使い捨ての道具が苦手です。
だって、一瞬の利便性のためにお金を使うというのが解せないのですもの。
そして、そういうものって、だいたい小銭で買えるんです。
小銭だから、罪悪感や無駄遣い感が少ないんですよね。うまいこと考えられている。
でね。うっかり、買って、がっかり、というものがありまして。
それは、食品保存用のジップ付きビニール袋。
最近は、クオリティが超低いビニール袋(ジップ部分が弱くて、ビニール部分も弱い)を
ですな、雑貨屋さんで、おしゃれなイラストをプリントして売っているんですわ。
すると、なんか楽しい気分になって買っちゃうんだけれど、
すぐに使えなくなるのです。おだしなどの液体入れて冷凍なんかしようもんなら、
全部流れ出てしまうんじゃないかと心配だし、
そもそも口閉まっているか?というほど、弱々しいジップ部分。
(さっきも、ニラを冷凍保存した袋の口、開いてたし)
ああ、買わなきゃ良かったと思います。
うーん、デザインという付加価値だねぇ。
クオリティ低くても、低価格で、無駄遣い感がなくて、
「失敗しても、ま、いいか」と思わせる。
こっち側の人間なんだから、見抜けよっ!と思いますよね。
ということで、そんな消費の仕組みに右往左往させられるので、
皆様、気をつけましょ〜!
ちなみに…
おすすめの食品保存用のジップ付きビニール袋は、
スーパー紀伊国屋のものです。
ビニールが丈夫で何度も洗って使える、
マチ付きで自立する、高さがなくてモノが出し入れしやすい、
冷凍庫にスペースの無駄がなく収納できる、サイズが大中小揃っている、
デザインが洗練されている。ただ、ちょっとだけお高い。
繰り返し使うことを考えれば、コスパは悪くないと思います。